1.コーチングで人間関係を解決する ポジションチェンジって何? 1-1 ポジションチェンジとは? 「自分」「相手」「ふかん」という 3つのポジションから、物事を捉えることで、 捉え方や感じ方の違いを感じるワークです。 この場合の自分Bは、 「言わない方がいい」「丸く収めたい」 という感じですが… 「言わないとダメだよ!」とか、言うと、 自分Bに入り切れていないということになります。 例えば…ご夫婦でも、 ・ケンカしている時 ・仲良く散歩している時 ・それぞれが別のことをしている時 どれも、感情も、意識しているものも違いますよね? そのため、 特にどの瞬間を扱いたいのか? 場面を特定します。 これだと、ポジションチェンジを使わなくてもいいですね? なので、本当は、より良い関係を築きたいという時や なんとしてでも、解決しなければ、 自分の人生の目的に向かえない というような場合に使うといいかもしれません。 「すまいるすごろくplus」だと ポジションチェンジも、 椅子の代わりに、付箋を使いながら、 読み進めるだけで、できちゃいます! 2.ポジションチェンジをセッションでどう使えばいい? ワークは、分かった。 そして… 自分Aも、自分Bも、どちらも自分なので、 コーチは、よく聞いていないと、 クライアントさんが、 自分Bのポジションで、 自分Aの言葉を言ったりすることがあります。 自分…自分の立ち位置から、どう見える?どう感じる? 相手…相手からは、どう見える?どう感じる? ふかん…第三者的には、どう見える?どう感じる? 1-2 ポジションチェンジの手順 ここからは、実際にどのようにポジションチェンジを進めるか? その手順をお伝えします。 「ダイエットしたいんです」 というテーマでコーチングを受けた時に、 ダイエットができたその先、 クライアントである私は、 「友達と海に行きたい」と言いました。 クライアントさんが、 100%言いたいことは、全部、言えた という状態になるまで、 「他には?」 「あと、なんて言いたい?」と促します。 どんな気持ちになるのか? どんなことを考えているのか? 思ったことや感じたことを 自分の椅子に自分がいると思って、 相手になりきって、 コーチが代弁している自分の言葉に対して 反論していきます。 この時、コーチは、クライアントさんの視界に入らないように クライアントさんの斜め後ろぐらいに立ちます (椅子はありません) クライアントさんが相手に向かって言っていることを コーチもできるだけ、一緒になって言うことで クライアントさんが言いたいことを出し切ることを促します。 「あの時は、こうだったと思います」 「あの人なら、こう思ってると思います」 というような表現だと、なりきっているというよりは、 思い出しているなので、 『ちょっと思い出して、その場面に入りきってみて』とか、 『その人になりきって、 「こう思ってます」って言ってみてください』と 促すようなこともあります。 自分Aは、関係者に言いたいので、 ついつい、関係者に言いがちですが… この場合は、関係者は、あくまでも表現しただけで、 自分Aと自分Bを扱いたいので… 自分Aは、自分Bに対して、 言いたいことを言う必要があります。 そして…なによりも、 ポジションチェンジが上手くなると… 日常的にも、自分の言葉で相手がどんな気持ちになるのか? 想像しながら、言葉を選びながら、 話すことができるようになってきます。.
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